2021-01-01から1年間の記事一覧
古市憲寿さんの2作目芥川賞候補作話は、就職が上手くいかずに窓拭きの会社に勤めることになった主人公がある日高層マンションに住む老婆に部屋に誘われて盗撮を頼まれる盗撮を繰り返すなかで老婆との関係を深めていき、職場の上司についてなどを考えていく……
伊坂幸太郎さんの5作目話は、大学に通うために上京した主人公Aが突然隣人に誘われて本屋を襲うことになるのが今の時系列で、もう一つの、2年前の時系列が主人公Bが外国人と同居していて、元恋人として今の時系列で出てくる隣人が出てきて動物虐待をするグル…
伊坂幸太郎さんの3作目話は、銀行強盗の人質として捕まった過去をもつ4人が銀行強盗として活動している。ある日いつものように銀行強盗をした帰りに現金輸送車を襲う犯人によって盗んだ金を盗られてしまう。その犯人を捕まえるために犯人の行方を追うが、そ…
2021年の本屋大賞に惜しくもノミネートされなかった作品話は、精神科医の主人公が精神鑑定について先輩の精神科医から学んでいくなかで無差別殺人の容疑者、我が子を殺害した母親、姉を刺した容疑者、恋人を殺害した容疑者、そして主人公の友人を殺害した容…
はい、良い話は、孤児の施設で育った刑務官の主人公が殺人事件を起こして死刑判決を下されたまま控訴をしようとしない少年を相手にその少年の内面に向き合ったり、過去の服役者との思い出を振り返って深く考えたり、高校時代に亡くした友人について考えたり…
芥川賞の候補作になった作品話は、高校を卒業して垢抜けた主人公のもとに高校の同級生だったという男から借りていたお金を返したいと心当たりのない電話がかかってきてその男に魅力を感じて年に一回会うような関係になって少しずつ周りの環境が変化していく……
伊坂幸太郎さんの2作目あんまり評判が良いみたいなのがなかったんですけどとても良かった話は、泥棒を生業とする人、不倫相手の妻を殺そうと計画する人、教祖のように慕われてる人を解体することに誘われた人、年下の上司にリストラされて以来職を失った人の…
映画化もされた中村文則さんの作品中村文則さんの作品は初めて読んだ話としては、ある凶悪殺人犯の本を出版することになった主人公が凶悪殺人犯やその姉、さらには事件に関わっていたとされる人形師?人形作る人?とかと話していくうちに事件の真相に近づい…
伊坂幸太郎さんのデビュー作ですね話としては、コンビニ強盗に失敗した主人公が目を覚ましたらある鎖国状態の島にいた。そこの住人は嘘しか言わなかったり、法の代わりに人を捌いたり、死者の手を握ることを仕事にしていたりとさまざまな奇妙な特徴をもつ。…
2020年の本屋大賞第9位話は、書店で働く主人公が無能な店長や横柄な小説家や社長、客に振り回されながらストレスを溜めながらも必死に働く話良い意味で本屋大賞第10位っぽいなって思いました本屋大賞の10位って教訓的なものであったり、複雑な家庭環境であっ…
2020年の本屋大賞第8位話としては、精神科医の主人公がイレスという永久に眠り続ける病に罹った4人の患者が運ばれてきた病院にいて、その患者たちがどうして眠っているのかを担当医として、そして特殊能力を持つ者として解明し、治療し?、さらにはその謎に…
オススメされたので読んだ話は、30歳を過ぎてもなお結婚をせずに会社以外では1人で過ごしている主人公。主人公は頭の中にAという話し相手がいてその話し相手と話す日々を送っている。その状況の中で、同じ会社の男性にご飯を作ってあげるような関係になって……
1970年代とかの芥川賞受賞作遠野遥さんとか宇佐見りんさんが読んでて影響受けたとのことだったので読んだ話は、アメリカ兵が多くいる街に(住んでるかどうかは忘れたけど)よくいる主人公が、そこに住む男女とドラッグをやったり、性に乱れたりしながら生命…
文藝賞受賞作で、綿矢りささんのデビュー作話は、高校をドロップアウトすることにした主人公が同じマンションに住む小学生とともに祖父の形見のデスクトップパソコンを使って一儲けしようとする話いやー、これまで綿矢りささんは3作品?くらい読んだんですけ…
2011年、芥川賞受賞作品話としては、中卒で友達も恋人もいないまま、その場凌ぎの日雇い労働をして過ごしていた主人公の貫太が船に荷物を載せる日雇いバイトである専門学生と出会って友人になって過ごすひと夏と少しの物語ですね表紙が真っ黒なんで難しかっ…
山本周五郎賞受賞作装丁がRADWIMPSの『絶体絶命』みたいで怖い話としては、都会から地元の出版社に帰ってきた中年の男性主人公が中学時代の異性の同級生と偶然再会して打ち解け合い、お互いの過去を受け入れながら少しずつ過ごす時間が増えていったが…という…
いつかの本屋大賞ノミネート作話は、ペテン師を騙そうとしていたのに手違いでマフィア?みたいな男が来て、その人たちがしようとしていた計画に巻き込まれた相葉と、その同級生のコピー機で印刷された情報を自分に届くようなシステムを作って副業していたと…
芥川賞受賞作受賞のとき筆者は20代前半で筆者自身不登校で高校中退しててと色々あった方みたいですね話は、主人公のルイがスプリットタンのアマと出会って、恋人となり、スプリットタンにするために舌にピアスをして穴を拡張していったり、身体にタトゥーを…
芥川賞受賞作今村夏子が流行りみたいなので1番有名なやつ?を読んでみた話としては、ある街で触れることのできない奇妙な存在として知られるむらさきのスカートの女がいて、その女を観察する女の話。むらさきのスカートの女は社交性がない人物として描かれる…
2020年の芥川賞受賞作筆者は28歳、若い話は、主人公の男子大学生は母校にラグビーを教えに行ったり、公務員試験の勉強をしたり、彼女と遊んだりして過ごしている。だが、新入生の女の子と出会って彼女と関係を断ち切らないまま付き合って…あとはまあという話…
『コンビニ人間』の作者である村田沙耶香さんの短編集で、設定がヤバいっていうのを知って読んだこの本は最近読んだ本の中で1番心に響きましたねしみじみと来るのもがありまして設定がヤバいっていうのは、人を食べたり、人を家具にしたり、人をペットにした…
芥川賞受賞作筆者は63歳で初めて小説を書き上げた方で小説の書き方を学ぶ教室に通ってから書いたっていうのが経歴としてとても稀有で面白いですし、魅力的ですね話としては、夫に先立たれた主人公が自己と過去を顧みながら自問自答して生きる、白状するよう…
最近の野間文芸新人賞候補作話としては、妻に先立たれた主人公は眼に膜が張ったような異常に見舞われる。それとともに欲情が再び湧き上がっていることに気づく。そんななか、学生時代に関係をもった大学の後輩に約50年ぶりに出会って再び関わっていくなかで…
「ゴリラが2階から落ちてきた。」私がそう言うと、聞いた相手は大抵嫌な顔をする。と、ザコシさんがIPPONグランプリで引用していたので読んだいや本当に悔しい重力ピエロ読もうと思って机の上に置いてたのにまだ読んでなくてIPPONグランプリ見ちゃったから面…
いやーいいタイトルだ言いたくなる話としては、中学時代の初恋相手のイチが忘れられない主人公が職場のニに告白されてどうするべきか悩むって話本当に全作品で思うんですけど綿矢りささんの小説の主人公への共感率がエグい嫌いな人を相手にした時の心の中の…
いやー迷った普段清純派でやらせてもらってるんでどうしようかとこの感想書くかと何なら買うのも恥ずかしかったから他の本と本の間に挟んで買ったんですけどこの本の雰囲気がとても良かったので書こうとで、そもそも読もうと思ったのがですね文藝賞受賞作だ…
ハライチだ、ハライチのノリボケ漫才だって思いながら章のタイトル見てたんですけど案の定終末のフールの検索候補欄?にハライチって出てきたただハライチとどっちが先かが非常に曖昧でこれが時代の共時性ってやつなんだなって思いました内容としては、8年後…
久しぶりに読んだケータイ小説的な小説ですね#名刺代わりの小説10選っていうので書いてる人が多かったので読んだ話としては、いじめで自殺した主人公が死後成仏するまでの49日間を霊感の強いクラスメイトとともに、家族や他のクラスメイトの様子を見ながらい…
尾崎世界観さんの作家デビュー作尾崎世界観さんの本はエッセイは読んでて、正直あんまり好きじゃなかったんですよねただ今回読んだこの本はとても好きだった尾崎世界観っていう世界観のなかの音楽がクリープハイプ の音楽だとしたら、その世界観の中の小説に…
いつかの本屋大賞の第10位最近読んだ中で1番読みやすいし、わかりやすいし、心温まる本でしたね話の内容としては、席に座るとタイムスリップすることができる喫茶店で過去や未来にトリップする4人の人々の話ですねタイムスリップっていうとやり尽くされてる…