ハライチだ、ハライチのノリボケ漫才だ
って思いながら章のタイトル見てたんですけど
案の定終末のフールの検索候補欄？にハライチって出てきた
ただハライチとどっちが先かが非常に曖昧でこれが時代の共時性ってやつなんだなって思いました
内容としては、8年後に隕石の衝突によって人類か滅亡されてから5年後の人々の話でそれぞれの話の世界線は同じだけど話としては短編になっているタイプのやつ
最近終末ものと言われる地球滅ぶ系の小説読んだ時にあまりに平和すぎて違和感を覚えたんですけど伊坂幸太郎さんの終末はやっぱ物騒な感じはありまして好きですね
特に好きな話は、昔マスコミのせいで死んでしまった妹の仇を討とうとする兄弟の話と色んな人と関わってそれぞれの代わりの孫とか母親とか恋人とかになる人の話ですね
前者は何より短編なのにそんな裏切り方するのかっていう展開がさすがって感じがして
後者はそれぞれ失った家族を部分的に繋いで１つになるのがハートウォーミングの要素もあって良かったなって
あとしばらく口を聞いてなかった親子とか出来るだけ高いところに登って死にたいっていう人とかも好きで、なんか自分とは違うんだけど共感できてなおかつ魅力的な登場人物が多いんですよね
自分は体質上いつ死んでもおかしくないと覚悟してはいるので終わりを決められて、みんなこの日が最期って足並み揃えていただけると逆に安心するところはあるよなって思う立場なんですよね
この本でもそういう人いたけど
だから基本的に何も変わらないかなって思ったんですけどとりあえず今買ってる本は全部読もうとするかなって
ずっと引きこもってるんだろうなって思いますね
この本でもそういう人いたけど
なんか伊坂幸太郎の脳内に自分がスッポリ収まってんな
でも8年後って終末ものにしては長すぎるよな
8年生きられるなら結構余裕あるけどなって
そんなすぐ暴れる人とかいるかな
8年後なら本当に微動だにしないな
とりあえず8年間の計画立てるなって思いますけどね
経済とか回らんやろうし、無人島とかに行ったもんがちにならんかな
そういうシミュレーションゲームとかあったらやってみたいな
どう過ごしたら幸せなのか
どうにかしたら幸せと思えるのか
気になりますね
