2019年本屋大賞第10位
ということで読んだ
本屋大賞1位から10位まで読んでみようってノリで思いまして買うことができたやつから読んでいくことにしております現在
内容は、双子が誕生日に2時間ごとに場所が入れ替わるんですね、それでその双子が身の回りに起きた出来事を解決するために奮闘するような話
『AX』のときもそうだったんですけど、伊坂幸太郎さんの作品ってあらすじを書こうとするとなぜか面白くなさそうな感じになるんですよね
めちゃくちゃ面白かったのに自分が書いたあらすじもだし、ネット上のあらすじもほんとに面白くなさそう
これまでの偏見として人気の作家さんって綺麗な話を書いててストーリー構成の巧さで人気が出てるイメージがあって
伊坂幸太郎さんもストーリー構成は本当にすごいなって思うんですけど終盤の畳み掛け方とかクライマックスのスピード感とか
ただ本作は残酷な描写というかも多くて、綺麗なイメージはそんなに強くないんですよね
題材として職業とか老若男女問わず誰でもほとんど変わらなく読むことができるものを取り上げてるのにそれがとっかかりのない薄さみたいになってないのがすごいですね、伊坂幸太郎さんは
次々読も