最近の本屋大賞でよく小川糸さんの名前見て、読んでみよって思って読んだ
内容は恋人に何もかも持って出ていかれて何も無くなって声も出なくなった主人公が実家に帰ってそこで食堂かたつむりっていう食堂を開くっていう話
最初読んだときに恋人のインド人の回想にスパイスの匂いがとか言い出したからこの本大丈夫かって思ったけど全体的に読みやすくて面白い印象やったかなって
メニューが決まってなくて相手との面接によってメニュー考えるっていうのはこれからの社会ってそうであるべきだなって思いますね
科学技術は進歩しているのに少子化で人口が減ってる現状で個別的であることって結構需要があると思うんですよね
一人ひとりに合わせたものを提供することって一人の人として向き合わないとできないことだし情報社会の反動でそういうブームが巻き起こりそうやなって
ただ言ってしまうとこの本、自分には合ってない感がありまして
というのももう少し毒が欲しいなって思う気持ちが少々なのと何より出てくる料理半分くらい体質的に食べられんのよって
これは自分が何も考えずにこの本を買ったのが悪いですね
出てくる料理想像しては、これ食べられんなっていちいち暗い気持ちになって
クライマックスで出てくる料理に関しては100%食べられんで全く感情移入できんやって
この本、食べるのが好きな人が読むべきやんな