まず第1に長い
文庫版で買ったけどもうこれモニュメントやんって
ただこの本のおかげで布の寸法間違えて作ったブックカバー使えたのは良かったけど
この本は2017とかの本屋大賞2位の小説で、
内容は塾の経営の話で最近50〜60年くらいの教育の変遷とともに教育一家の移り変わりが描かれてて
ドラマ化されてたみたいなんですけどイメージ的には朝の連続テレビ小説の感じがするなって思いますね
長さ的にも空気感的にも
塾でバイトしてるけど、戦後に塾は風当たり強かったとか、次第に予習中心になっていっているとか、個別指導が広まっているとかあんまり意識したことなかったなって
この本の最後は教育ボランティアについても出てきたけどそれもまた最近なんかな、増えていくんかな
で、この本の中でらぬき言葉の講師にめっちゃ怒るところがあるんですけど
それ読むと普段自分が
『うーわ、ヤッベ。またコピーミスってんな』とか平気で言ってんのが恥ずかしくなったわ
って思ったけど、らぬき言葉は使ってないはず
セーフ
これ読むとそういえば学校って塾嫌ってるの思い出したな
塾なんて行くなみたいな雰囲気
個人的に塾の特に集団の塾って行きたいとは思えんかったな
クラスでみんなが同じ向きで座ってるのも嫌だったのに、高い金払って立場上の人たちに偉そうな口聞かれながら閉鎖空間に収容されんのが耐えられんかったな
すぐ逃げたもんな
そう考えるとこの本の最後のやつみたいな大学生とかがやってる教育ボランティアとか割と良いんかもな
お金かかんないし、いつでも逃げられるし、圧感じないし
そういうのに行く世界もありだったんかもな
まあ地元に頭の切れる大学生なんかおらんけど