なんか本の表紙がめっちゃ違和感あるんやけど何なんやろう
そう思っててしばらく見ててやっとわかって、
本のタイトルが『夜行』なのに配色が『花に亡霊』のサムネイルなんよ(ヨルシカの話)
泣きたい私は猫をかぶるの猫が跳んでる場面の色使いなんよ
って思いました
見てください
この本の紹介が怪談×青春ファンタジー
ってあって
それだけでもう面白くなさそう
絶対変えた方が良いやろって思います
というか怪談って言うのが少しずれる気がするんですよね
確かに読んでて不気味さとか不穏さは感じるけど、人が亡くなるわけでも幽霊が出るわけでもないし、怪談ってよりは奇譚かなって
あんまり変わらんか
内容は英会話教室の友達らの不思議な体験がそれぞれ同じ1人の画家の絵と関連してて、
その話が進んでいくと、昔の失踪事件と関連してたり、パラレルワールド的な展開があったりみたいなことですね
森見登美彦さんの作品は『ペンギンハイウェイ』と『夜は短し歩けよ乙女』に続いて3冊目なんですけど個人的にはアレルギー症状も出ずに1番楽しめましたね
森見登美彦さんは中途半端にリアルとファンタジーが混在してるんじゃなくて、ちゃんとファンタジー色強くて読みやすいですね
で、パラレルワールドって言えばまあありきたりっぽくなるんですけどそこに明暗がはっきり分かれた世界があるってのは面白いなって
しかもそれが絵で表現されてるってこれまたオシャレかよって
それで各々の話が各地方に散らばってるのもまた夜行ってタイトルにかかってて素敵ですね
この本読むと寝台列車とか乗ってみたいな
って思うけど実際寝るだけですよね
夜行バスで充分事足りるな
夜行バスの豪華なやつとかやとファンタジックな気持ちになれるんかな
今度の帰省のときにでも調べてみようかな
あとこの作品の中で連作の絵が出てくるんですけど現代の画家さんって連作描く人って割といるもんなんですかね
すぐに連想されるのが富嶽三十六景とか名所江戸百景とかなんですよね
1つのテーマを多角的に捉えて絵にしたものを現代で見ることができるのって共時性感じるから見てみたいな
全然知らんな画家の方とか