麦本三歩買った、読んだ、誰か忘れたけどSNSで本の感想呟いてる登場人物がいて、
それええやん、やろって思ったからやります
住野よるさんは数少ない全作品読んでる作家さんでとても読みやすいんですよね
体にスッと入ってくる、ミネラルウォーターみたい
その中でも麦本三歩は特にめちゃくちゃスッと入ってくる、生理食塩水みたい
たぶん読む前と読んだ後で脈拍数とか血圧とかが全く一緒
この本が面白いか、面白くないかでいうとどちらでもない
この本を買って良かったか、悪かったかでいうとどちらでもない
この本をオススメできるか、できないかでいうとどちらでもない
そんな小説
本当に何も大きいことが起こらない
起承転結がなく、承承承承って感じ
あんまり本を読んでこなかった自分みたいな人にとっては読みやすいな、昔の自分に勧めたら今頃もっと教養に富んだ人間に成長してくれていたかもなと思いますね
あと日常をそのまま切り取ってきた感じだから現実逃避したかったり、パラレルワールドに飛び立ちたくなったりしたときは読みたいかな
これを読んでるときは無心に近い状態なれるしな
麦本三歩は辻村深月が好き←分かる
麦本三歩は寝るのが好き←分かる
って思いながら読んでると2時間くらいで読んだんかな
第三集があっても買うんだろうな
その時は第一集のときみたいにサイン本が良いな