活字中毒者の禁断症状

引きこもりが読書感想文を提出するブログ

社会的地位と世間体の違和

この間大学院に行くんですというと、すごいと言われた。いや絶対におかしい。ただのモラトリアム。実質ニート。一般的な世間からしたら長い時間学校に行っている方が印象が良いのか?そんなのおかしいと思う。一番称えられるべきは中卒で働いている人たちじゃないのかと思う。


高校、大学、大学院、専門学校に通っている時にも働いている人はいてその人たちは素晴らしいと思うが、ほとんどは申し訳程度のバイトくらいしかしてない。一方中卒だと15歳から社会に出てその間ずっと社会に出て働いている。中には働いていない人もいるがその人たちのことは置いておいて今は中卒で働いている人の話限定。


働いていて楽しいという人もいるだろうが、中卒で働くことができる職場は限られているし、一般的に誰でもできるといわれる仕事が回ってくることが多いと思う。何より給料が安い。ただ誰でもできるというのは理論上の話だ。つまらないものが多く、飽きることもあるだろうと思う。しかも誰かがやらなければいけないことなのでその人がいなくても別の人がやらなければならない。言い換えたら確実に誰かのためになっている仕事だし、それをやる人がいないと社会は回らないだろう。


生涯年収でいったらあんまり変わらないとか安いとか言われるが、大卒に比べて7年も長く社会貢献のために身を削っている人の評価が低すぎないかと思う。単純に最も長い時間をかけて社会に貢献しているその重みをもっと感じさせる世の中であってほしい。