活字中毒者の禁断症状

引きこもりが読書感想文を提出するブログ

エッセイの誘爆

1年半前くらいから本を読むようになった。最初は小説を中心に読み、次にビジネス書みたいなやつを読み、近頃はエッセイをよく読んでいる。小説のやけに情景を課長して書き記す感じとかビジネス書の処世術とか儲け方とかの内実の伴っていない感じが疲れてちょっと嫌になったのでもともと何が面白いのか分からなかったエッセイを手に取ってみた。


このエッセイがどうとか評価してるのをネットで見たが、なんかエッセイってそういうことじゃないと思う。自分に似た感性をもっている人が他にもいることを確認するための自己満足として読むものな気がする。筆者側も読者側も自己満足で書けばいいし、読めばいい。それが許されているジャンルな気がしてとても読みやすい。


これまで読んだやつではオードリーの若林さん、ハライチの岩井さん、星野源さんのエッセイが自分に合っていた。世間からしたらサイコパスだとか腐っているとか言われている方々だけど、もともと共感できることが多かったので読んだみたらやっぱりその通りで嬉しくなった。僕自身公園が好きだと言って変だと笑われたり、飲み会が嫌いだと言って陰キャだと言われたりしたがエッセイの中でそれらの感性を言語化されているのを見るとどこか報われたような気持ちになる。

人と話していて同じことが気にかかっていると分かったときのあの心地よさに似ている。


これはとても大変なエゴだけどこのブログ自体もそんな役割を果たしてくれれば良いなと思う。ただそのためにはこの感覚もっている人があんなに頑張っているんだって思われる人にならなきゃな。