活字中毒者の禁断症状

引きこもりが読書感想文を提出するブログ

会に行きたくない自分

歓迎会や誕生日会の類があまり好きではない。特に自分が祝われる側になるものが好きではない。自分で言うのも少し変だが、人の気持ちの動きには気がつきやすい方だと思う。そのため相手が会に誘ってきたときに相手が何を楽しみとしているかがよくわかる。たいていの場合そういう会を開くときは日常から離れた環境を作るために集まって話したい、もしくは自分の自慢話を周りにして優越感に浸りたい陰謀が渦巻いていることが多い。


その会の表向きの口実として自分が使われるのが癪に触るので人数が多めの歓迎会や飲み会などには行きたくない。

そういう会の誘いを断った時にその会自体が中止になることはあまり聞いたことがない。1人いなくなったから代わりに1人分の虚空でも祝っているのだろうか。


こんなこと言ってるが、人が集まるものすべてが嫌いなわけではない。そこそこ大変だったものの打ち上げとかは別に嫌いじゃない。大変だったものからの解放を祝うのは良いと思う。僕が嫌いなのは会の名目とその実態の乖離が甚だしいものに限る。ただひたすら自慢話を聞かせる会だとか男性が欲望をありのままに曝け出す会とかいう名目を掲げて会を開こうとする人がいればそれは面白いと思うので行きたいかもしれない。

結局その経験は悪口になって語り継ぐことになるかもしれないけれど。