活字中毒者の禁断症状

引きこもりが読書感想文を提出するブログ

低心温症

周りから冷たい人だと思われることがときどきあるみたい。どこでボロが出てるんだろうと思う。別に隠そうとしてるわけじゃないけれど。

ただ嫌いな人が多いとかそういうわけじゃない。割合でいうと100人のうち嫌いな人は3人、好きな人は5人、無関心な人が92人くらい。好きの反対が無関心だとするとこれほど愛のない人間はなかなかいないかもしれない。

でも言い訳をするといろんなことに興味をもってしまう性格的に関心をもつ人をだいぶセーブしないと心のキャパシティを超えてしまう。君の膵臓を食べたいで主人公が亡くなってしまったヒロインの家で、泣くのは御門違いなのにと言って泣く場面がある。その気持ちがとてもよくわかる。自分が責任を持つことができない人の人生に一喜一憂するのはなんか違うと思ってしまう。無責任に人の不幸に泣き、人の幸せに笑うことができる人ほどその人のことを考えない気がして、それは人の人生を自分が主役の人生の演出として咀嚼してる気がしてしっくりこない。

それなら好きな人というか心をちゃんと開くことができる少数の人に対してちゃんと責任をもって感情を使える人になりたいと思う。

自分が人間不信であることを本心で肯定しているのはきっとそういう思いと一致しているからだと思う。