活字中毒者の禁断症状

引きこもりが読書感想文を提出するブログ

漢の一人暮らし

親が急に一人暮らしの家に来るとなった時はしなければならないことがある。それは見られたらまずいものを隠すことだ。一人暮らしの家の風景は見慣れすぎていろんなものが風景の一部になってしまっているから違和感に気づきにくい。違和感を見つけ出すのは大変だ。さて見られたらまずいものには何があるだろうか。


まず18歳以上じゃないと所有が許されない系だな。と思ったけどこの家にそんなもんないよな。年齢確認された覚えないからたぶん買ったものはない。他の人の家にはあるもんだろうか。そういうところも人とズレているのかどうかわからないな。今度誰かの家に行ってむやみにタンスの奥とか収納棚の死角にあたる部分とか調べてみようかな。


次に何オシャレなもん持ってんだよ系だな。この家やたら香水やら指輪やらが置いてあるよな。好きで買ってるけど誤解されるよな。個人の自由だから別に買っててもいいと思うけどいちいち引っかかられたら嫌だな。隠そう。


最後に男らしくないもの系だな。これがとにかく大変だ。姉と母の3人暮らしが長過ぎてこの感覚が鈍りに鈍ってる。どこまでがthe漢の一人暮らしなのかわからない。男友達の家に行くと自分の家と置いてあるものの違いに毎回驚く。女友達の家の方が自分の家と雰囲気似ていることが多い。ドライヤーにハトムギ化粧水、乳液にオールインワンゲル、日焼け止めに無香料の汗拭きシート、パックに猫型の間接照明、ビタミンのサプリにケータイ小説、手鏡みたいなのとあとメタリックに惹かれて買ってしまった美顔ローラー、いやもう女子やんけ。改めて自分で見るとさすがに女の子になりたがってる人にしか思えないな。そんなことはないんだけどな。あーあとリラックマ関係も片付けなきゃな。誰か代わりに来てもらって女子っぽいものを選定していただくのが早そうだな。いやでも割とフルで使ってるんだよな。とりあえずいろいろ隠さなきゃな。