今年の芥川賞宇佐見りんさんかー
って歳下やんけ、マジかよ
推し、燃ゆ 読もっ
→凄い、でも推したことないからわからんこと多い
じゃあ、かかも読もっ
で、読んだ
純文学を読んだ感想ってだいたい
1位 困惑
2位 当惑
3位 疲弊
だったんですけど
これはなんかキリよく終わってくれた感あって良かったですね
内容は壊れたお母さんと嫌なやつとの3人暮らしでもう疲れた、神頼みって話
(語弊ありそう)
誰かの感想で文体と内容の一致が見事ってあってその通りやなって思います
宇佐見さんって神奈川とかの出身で方言とかたぶんなかったところの生まれだと思うのにすごくナチュラルに方言を埋め込むし、さらにそれがお母さん独自の方言ってことで違和感なく受け入れられて話の妨げに全くならない
『推し、燃ゆ』もなんですけど、SNSが純文学に出てくるって他の人の作品ではまだ見たことないのに取り入れ方が上手いですよね
鍵アカで何人かだけフォローし合ってリプライとかメンションとかしてない状態でツイートしてるけど会話してるみたいな、あの嫌なコミュニティは確かに純文学的だよなって思いますね
ほんとTwitterでグループみたいなの作ってそこにいない人の悪口めいたこと言う人たちとは一生仲良くなれないと思いますね
『互いの傷を舐め合う会』とか『人の悪口を言い合う会』とか『揚げ足取り小心者』とかのグループ名でLINEグループ作って堂々とやれやって思います
あと鬱病とか認知症とかって残酷なまでに人を変えるし、その時の絶望感ってとても苦しいからそれを表現してくれている『かか』みたいな小説はなんか心の拠り所になってくれますよね
現代の嫌なところをリアルタイムで捉える作家さんとしてとても稀有な気がするので今後も楽しみ