話は、自分の胸の大きさに自信をもつ主人公と自分の体臭が気になって人ともあまり関わることができていない同居人の日田がダイオキシンが排出される様子が見てとれる街で過ごしていく話
話は全体的に人の変なところについて書かれていて
主人公はときどき頭がグルーヴして訳わかんなくなって性格が変わることがある
日田は自分の体臭が気になりすぎる
など
それぞれの登場人物の変なところについて着目して焦点を当てて書かれている
ただこの本の面白いと思ったところはコンプレックスの逆についてのことで
コンプレックスとは正反対の一つだけ好きな部位について主人公が依存してることがあるかなって
胸の大きさが全てだと思っていることで心の拠り所にしているっていうのが
人と違うことが個性になって
それが自分からして良ければ魅力、
悪ければコンプレックスみたいに思うけど
両者は周りから見たら大きな差はないっていうようなことを強く感じる話でしたね
ダイオキシンが排出されている様子を描いているのは
人が持っているエネルギーは化学的な物質を凌駕することを強調するためなんかなって思ったけど
色々解釈はありそうだよなぁって思いましたね
もっとしっくりくるやつがあるかな
とにかく
それぞれの変なところについて
人間はみんなどこか変だし
それは自分自身が誇張してたり
逆に周りの人にしか分かってなかったり
っていうことがあって
それは人によって良くなったり悪くなったりで
でも結局相手次第っていう気になったので
あんまり気にしなくて良いっていう結論に至るかなぁ